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二つのギネス認証世界一

豊田市北部から瑞浪市へ抜ける国道419号線と、名古屋から瀬戸を通って恵那市へ抜ける国道363号線が交わる、岐阜県瑞浪市の陶(すえ)という山里。


この地の八王子神社に、二つのギネス認定世界一があるというので、妻籠宿からの帰りに立ち寄ってみました。
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鳥居を通り過ぎて脇にある坂道をほんの少し上ると、









最初の世界一「美濃焼こま犬」が。
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平成のふるさと創生一億円を使って1989年に制作されました。
この場所で粘土を積み上げて形を作り、その周りを囲う形に窯を作って焼き上げ、最後に窯を壊すというプロセス。
高さ3.3m、使用陶土15トン、製作日数183日、焼成時間273時間(12日間)で完成し「世界一の美濃焼こま犬」としてギネス認証登録されたとのこと。










もう少し坂道を上って神社にお参りし、お社脇の林から神社の裏へ抜けると
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もう一つの世界一、美濃焼の巨大茶壷「豊穣の壺」が。
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10年後の1999年にこま犬と同じプロセスで製作されましたが、サイズはこちらのほうが上。
高さ5.4m、使用陶土32トン、製作日数365日、焼成時間300時間(13日間)で、「世界一の美濃焼茶壷」としてギネス認証登録されました。



どちらも、よくもまあ割れることなく焼き上げられたものだと感心するほど巨大で立派な世界一でした。
しかし、では世界二位がどこにあるのか...という疑問は残るのでありました。(調べないけど)
さらに、あとで知ったのですが、瑞浪市にはギネス認証世界一の焼き物がもう一つあるとのこと。
そちらもレポートする...ことはないでしょうね。たぶん。



2017-3-4 岐阜県瑞浪市陶町大川 八王子神社にて




Commented by 皐月の樹 at 2017-03-15 22:15 x
なんと~!ギネス記録が二つもですか!
しかもどちらも美濃焼ですか~。
知りませんでした。狛犬に茶壷。この大きさ・・・いや、本当に大したものです。
窯に入れて・・・では、絶対割れると思います。窯を作って、壊す・・・合理的だと思います。
私、以前勤めていた会社で工業製品の焼き物を作っておりました^^;
最大は、□2mで、精々500㎏/枚ですので、この二つには足元にも及びません^^;
さすがは美濃です!
陶という地名から、焼き物の地でございますね♪
それにしても、この量の粘土練るの・・・相当大変だったでしょうね~。
手練りしたのかな~?
いや、さすがに機械で練ったでしょうね^^;
Commented by miyabine2 at 2017-03-15 22:50
> 皐月の樹さん
そうなんだ、焼き物に詳しいんですね。
でも2m四方、500㎏の焼き物・・・思い当たるものがありません~。^^;;
by miyabine2 | 2017-03-15 16:37 | Comments(2)